- Interview
自分の専門性や強みを認識するいい体験になる
― 宿泊先はどうでしたか?
オオミシマスペースは非常に良かったですね。海に近い一軒家がリノベーションされた施設で、東京にいるときや地方出張のホテル滞在とは一味異なる今治ならではの暮らしを味わうことができました。快適さとワーケーションらしい自然の近くでの暮らしが両立していました。
― 業務ははかどりましたか?
景色が良くて気持ちがいいですし、創造性や生産性も上がったという実感があります。道の駅に行きたいから、あと30分で仕事を終わらせようとなったりしますし、普段だったらイラっとするようなことでも気にならない。チームにも良い影響を与えられたと思います。仕事をする場所も、オオミシマスペースのハンモックやしまなみ海道の近くや、道の駅の近くの砂浜でもやったりしました。電源がない場所でも、バッテリーさえあればどこでもできるという気がしましたね。社外の方とのリモート会議中でも、いま今治で仕事をしているんですとバーチャルではない「リアル背景」を見せて盛り上がったりしました。
― 地域との交流はいかがでしたか?
丹後さんとの会合は、非常に良い体験でした。社長様は熱い想いがあって、本当に素晴らしい方だなと思いましたね。どのような問題意識や課題感があるのかということをヒアリングして、セールスやプロモーションについて1時間くらいブレストしました。工場見学もさせていただき、生々しいファクトを目の当たりにできたことで、問題意識もよりリアルに感じることができましたね。逆に、一方的に教えてもらうばかりで申し訳ないくらいでした。こちらとしては得るものがありましたが、フェアに付き合わないと意味がないと思っているので、今後もつながって協力できることはしていきたいと思っています。こうした機会は、自分の専門性や強みに対して自己認識をするとしてもいいきっかけになるのではないかと思います。ぜひ、地方課題の解決に興味のある方にはオススメしたいです。